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森下大輔ゼミ、パーソナルレッスン受講者の志村さんがレビューを書いてくださいました。久しぶりのレッスンということもあり、200点以上の作品が机上に並びました。作品に対する意識が深化してきたためか、質の高い作品が多いです。一点一点の作品をどのように見定める力はずいぶん備わってきたので、作品同士をいかに組み合わせ、チューニングしてゆくかについて多くの時間が割かれました。話は一時間では終わらず、30分の延長戦から谷中の喫茶店での感想戦まで、内容の濃いレッスンとなりました。志村さんは今春から東京藝術大学の大学院映像研究科に進学し、動画や音響の研究を続けながら写真制作なさるとのことです。更なる飛躍を期待しています。

志村 直人 写真作家志望 大学生(22)

2018年の11月から森下大輔さんの個人レッスンを受けています。
私の場合は2018年11月、2019年4月、2020年2月の3回で不定期ですが続けられています。

森下さんを知ったきっかけは、知り合いの美術作家さんからの紹介で、写真のレッスンをしている方がいるという事でお願いしました。私がレッスンに応募した理由は普段何気なく撮っている「写真」を『作品』として作り上げられるようになりたいと思ったからです。

森下さんのレッスンは30~50枚程プリントを持参し、一枚ずつ写真の構成や、その意味を理解するところから始まりました。受講者自身の撮影した写真を講評しながら、撮影したときの感覚やイメージの会話をしてフォトレッスンが進みます。私の場合は、上手く言葉にできない部分を森下さんが写真から汲み取ってレクチャーしてくれるので理解が深まりやすいと感じました。具体的に、その写真の作品としての強い部分、弱い部分を説明してもらえるので、自分が作りたいと思う作品の方向性を考えるきっかけが生まれます。

カメラを始めたての方でも、安心して作品制作を始める第一歩の助けを教えてもらえると思います。また、私は初め40枚程度しか自信を持ってプリント出来なかったのですが、今では200枚以上プリントできるようになりました。それも講師が優しく、受講者と一緒に作っていくスタイルなので、自分自身が楽しく自由に作れているからだと思います。

これからの課題は写真集や個展として作品を発表することなので、それを意識してレッスンを受けるつもりです。

 

志村直人HP:naotoshimura

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